【共同ビル6F】「クラウドマイノリティ –ポストアカデミーのアートはどこへ向かうか」
クラウドマイノリティ –ポストアカデミーのアートはどこへ向かうか
東京藝術大学大学院美術研究科 油画の博士課程の現状を「ポストアカデミー」と捉え、在籍アーティスト達による展覧会&イベントによってそのシチュエーションを素描します。芸大油画には、これまで美術のアカデミックな分野で表立って扱われることの少なかったオカルト・SF・ファンタジーそしてメンヘラなど近代的な世界観にとってマイノリティなテーマを制作の軸に据えているアーティスト達が多く現われています。今回、そのなかで有賀慎吾、北川麻衣子、高田冬彦、冨安由真、林千歩、また、博士の学生が本展のために選出した油画学部生が出品します。トークやワークショップ、論文講読会などを通して美術博士というアカデミックポストのこれからの可能性を広げていく雰囲気をぜひ共に感じてください。
右|有賀慎吾
< L-T-F-α-001(wood)-L > 2012、30 x 45 x 1.5( cm) 、木、墨、ジェッソ、アクリル絵具、畜光塗料
左|冨安由真
Girl with Rainbow Triangles (rooted)/2012 年
木板に油彩、木炭、鉛筆/H164 x W92 x D20 mm/個人蔵
- 日時:10月19日-11月10日
- 会場:
- 神田錦町共同ビル
- 参加費:TAT入場パスポート(800円)
- 事前申込:不要