TRANS ARTS TOKYO
一点突破、全面展開。

TAT

2013

本日のプログラム

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【共同ビル3F】限界藝術大学 文化祭

genkaidai

~異文化大学同士が交流し、新たな学問と藝術の地平を切り開く~

“限界芸術” とは評論家・鶴見俊輔が提唱した概念で、一般的に” 素人芸術”のみを指す言葉と捉えられがちですが、その真意は「生活のなかで自然に生まれる芸術」であり、専門的な芸術家のみによって表現されるものではなく、科学と芸術、経済と芸術、哲学と芸術などその境界に存在するあらゆる表現を総合してこのように呼んでいます。

 

学術系大学の学園祭などの展示に触れると、制作者は意識していなくても、芸術の領域に触れている表現がたくさんあると感じます。私たち美術系大学の学生はここから多くのことを学び取れ、新しい創造に発展させることができるのではないでしょうか。
本展では学園祭シーズンでもある秋、この理念に基づき架空の「限界藝術大学」の文化祭を想定して、一つの” 大学” であるという意識を共有し、中村研究室在籍の学生や外部生がそれぞれキュレーターとなって、興味のある大学の研究分野に展示を依頼、フロアをコーディネートし、大学とジャンルの壁を超えた展示を一同に展開します。分野を超えたトークショセッションやイベントも同時開催いたします。
ジャンルを超えて一同に展示することで大学間での有意義な交流が生まれ、観覧者にとっても魅力ある展覧会になることでしょう。

 

実施内容:
・外語大外国語演劇アーカイブ上映
・理科大&家政大演劇サークル上演
・理科大数研部紙販売
・「今日の限界芸術」著者・福住廉トークショー 等
参加者所属大学:
東京大学、東京理科大学、東京外語大学、東京家政大学、日本大学、青山学院大学、立教大学、東京藝術大学( 順不同)
常設展示内容:

◇【参加型展示】これで誰もが芸術家! ~ あなたのこだわりを額装しよう! ~( 参加無料・持物不要)

◇ 東京大学大学院研究科印哲研究室博士課程・近藤隼人「サーンキヤ哲学における認識手段」

◇ 東京大学大学院情報理工学系研究科卒・栗山貴嗣「東京動脈」

◇ 東京電機大学建築学科資料展示

◇ 東京外語大学アラビア語科アラビア語劇「アラジン」上映

◇ 東京外語大学アラビア語科3 年・立松恵「インドネシアの漁村」上映

◇ 東京外語大学大学院総合国際学研究科言語文化専攻「ベンガルの孛星ージボナンド・ダーシュについて」

◇ 東京理科大学Ⅰ 部数学研究部「世界を4 色で塗り分けろ! 」「回せ! カライド・サイクル」

◇ 東京家政大学 写真部「女子× カメラ」

◇ 東京理科大学& 東京家政大学演劇サークル「ラムダ& トキ」による「探偵は現場にいる」上映

◇ 日本大学法学部政治経済学科4 年・宮下侑子「北インド ラダック地方から考える持続可能なロー

カリゼーション」「多国籍企業の向こう側」

◇ 立教大学演劇サークル・劇団テアトルジュンヌ 2 0 1 1 年1 0 月公演「fi c t i o n 」映像展示

◇ 日本大学法学部映画研究会『U N T O U C H A B L E 』『E R R O R 』最新作『緑です。』映像展示

◇ 会場BGM:東京理科大学理学部数学科4 年・K.Tachibana

<イベント>

トークイベント:

※ご予約される方は、genkai.tat@gmail.com まで、件名に「トーク予約」と書いて、氏名をお送りください。

▼11月1日(金) 19:00~ 観覧料:無料

ゲスト 東京理科大学教授/理数教育研究センター長 秋山仁

「美の背後にひそむ数理」

あきやま・じん 1946年東京生まれ。上智大学大学院数学科卒業。アメリカ・ミシガン大学研究員、東京理科大学教授、東海大学教育開発研究
所教授などを経て東京理科大学教授/ 理数教育研究センター長。数学教育に力を注ぎ、テレビやラジオで活躍。「算数がメチャとくいになれる本」「パ
ズルで算数アタマをみがく本」「秋山仁の数学渡世」など著書も多数。

▼11月8日(金) 19:00~ 観覧料:無料
ゲスト 東京藝術大学/女子美術大学非常勤講師 福住廉

「限界芸術をやっちまえ!」

ふくずみ・れん
19745年東京生まれ。美術評論家。主著に『今日の限界芸術』、共著に『文藝別冊坂口安吾』ほか多数。「artscape」と「共同通
信」で展評を連載しているほか、「美術手帖」や「10+1」、「図書新聞」などに寄稿している。おもな企画展に「里山の限界芸術」(まつだい「農舞台」)。
現在、東京藝術大学および女子美術大学非常勤講師。

▼11月9日(土) 19:00~ 観覧料:無料
ゲスト 東京外語大学非常勤講師 三添篤郎

「交感するアメリカ」

みそえ・あつろう 1980年新潟県生まれ。2012 年、筑波大学院博士課程人文社会科学研究科単位取得退学。博士(文学)。専門は20 世紀アメ
リカ文学・文化。日本アメリカ学会、日本アメリカ文学会、日本英文学会等で活動。現在、東京外国語大学などで非常勤講師。
○パフォーマンス・ワークショップ

◇10月19日(土)13:00-17:00《参加無料》
東京理科大学Ⅰ 部数学研究部「世界の謎を解き明かせ! 」- 「一筆の謎」~ 秘密の結び目編~

◇10月30日(水)19:00-
青山学院大学総合文化政策科 久保奈津実によるワークショップ
「事例紹介: アートによるまちづくりの可能性
― まちの環境、文化資源をより多面的に実感するために― 」

◇11月3日(月)17:00-
東京外語大学大学院総合国際学研究科言語文化専攻修士2 年佐藤雄太( によるプレゼンテーション)
「ベンガル文学おべんきょうかい」

◇11月4日(月)13:30-
『限界藝術大学講義: 格差社会比較教育における限界芸術の重要性~ 内的価値のあるものづくりへ~ 』
企画・トーク: 大絵晃世

◇11月10日(日) 第一公演 13:00-/ 第二公演 15:00-《参加無料》
理科大& 家政大演劇サークル「ラムダ& トキ」による舞台「人狼」
脚本・演出: 石原侑樹( 東京理科大学理学部数学科2 年)

お問い合わせ genkai.tata@gmail.com

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  • 日時:10月19日-11月10日

  • 会場:
    • 神田錦町共同ビル 

  • 参加費:TAT入場パスポート(800円)

  • 事前申込:不要

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